カブスは2連敗スタート、鈴木誠也は2試合で8打数ノーヒット

March 19th, 2025
;

カブスは開幕2連敗スタート。三回に1安打3四球で1死満塁とチャンスを作ったが、4番ブッシュ、5番ショーが佐々木朗希(23)の前に連続三振した。

鈴木誠也(30)は四回2死一、二塁の得点圏で空振り三振に倒れるなど東京シリーズでの2試合で8打数無安打、1四球だった。

「二回、五回まで走者を出せたが、あと一押しができなかった。カブスは6本が単打で、ドジャースは6本が長打だった。もう一押しできなかった」

試合後のカウンセル監督は、タイムリーヒット不足を嘆いた。この日、チームは7度の得点圏で1安打。打線全体で12三振を喫した。メジャーデビューのマウンドに上がったドジャース・佐々木について、同監督は「三回は(1死満塁から2三振を奪った)彼がいい投球をしたので敬意を示さないといけないと思う」と相手をたたえた。

連敗のカブスだったが、希望もある。「9番・二塁」に入った35歳のバーティーが3安打。マーリンズに在籍していた2022年には41盗塁でナ・リーグの盗塁王を獲得したベテラン内野手が、レギュラー二塁手、右腕の手術からリハビリをしているホーナーの代役を務めた。今後、ホーナーの復帰後は貴重な内野手のユーティリティとなりそうだ。また、2試合連続でスタメン三塁を務めた23歳のルーキー、ショーは五回に投手内野安打でメジャー初安打をマーク。守備も無難にこなすなど、カブスの新戦力として期待がかかる。

カブスは春季キャンプを行っていたアリゾナ州メサに戻り、21日(日本時間22日)からオープン戦を再開し、25日(同26日)まで5試合をこなす。27日(同28日)の開幕からは、そのままアリゾナ州に残り、アリゾナ州フェニックスをホームにするダイヤモンドバックスと4連戦を戦う。